RAID(Redundant Arrays of Inexpensive/ Independent Disks)
RAID とは?
- Redundant(冗長な) Arrays(配置) of Inexpensive(安易な)/ Independent(自由な) Disks の略です。
- ハードディスクが故障しても 他のハードディスクでシステムの稼働を継続する仕組み のことです。
- そのため、同じデータを複数のハードディスクに書き込みます。
→ システム稼働の継続性(可用性)を向上することができます。
RAID の種類
RAID 0 ~ 6 までの 7 つのレベルに分けられています。一般的に利用されるのは「RAID 0」「RAID 1」「RAID 5」「RAID 6」です。
RAID 0
- ストライピング(Striping)
- 複数のストレージにデータを分散させて並列的に書き込むため、ストレージの書き込みが非常に速いです。
- 利用可能なストレージの容量は、構成するストレージの合計容量になります。
→ データを分散させて高速に書き込むことができますが、その一方で、構成するストレージの 1 つが故障するとデータを復旧できません。
RAID 1
- ミラーリング(Mirroring)
- 複数のストレージに同じデータを書き込みます。
- 同じデータを複数のストレージに書き込むため、利用可能なストレージ容量は、構成するストレージの合計容量の半分以下になります。
→ データを複数のストレージに同じデータを書き込んでいるため、構成するストレージの 1 つが故障してもデータを復旧できます。